大阪梅田のワタナベ眼科(ディアモール大阪内)|通信販売について

あぶない通販ってご存じですか?

−コンタクトの通信販売で痛い目にあったことはありませんか?−
現在、国内の通販と海外からの個人輸入の2つがあります。
国内では、民事再生の申し立てをしている通販ショップもあります。そのような通販ショップは代金を振り込んでも、レンズが送られてきません。
診察を受けなくてもレンズが手に入るということで、通販を利用する人が増えています。定期的な診察を受けないと、目に障害を起こして1ヶ月もレンズを中止しなければならなくなってから、診察が大事だと気が付く人も多いようです。

平成17年度の薬事法改正をきっかけに、これまで届出さえすれば販売できていたコンタクトレンズが、対面販売に移行するように届出制から許可制になりました。また、2012年2013年に厚生労働省が販売店に対して、眼科を受診しないで購入に来た客に対して眼科に受診するように説明しなさいと通達を出していますが、従っている販売店はほとんどありません。
最近は、店頭で、「処方せん不要ですよ。」と大声で言っている販売店さえあります。

また、アメリカにコンタクトレンズを注文したのに税関で没収されたや、販売用ではなくお試し用のサンプルレンズが送られてきたなど、結果的に高いものについたなどトラブルが聞かれます。

○合法的な方法としては、アメリカに注文する場合は、アメリカの医師免許を持った医師が書いた有効期限内の処方箋を海外の販売店にご自分で直接送って購入する方法です。しかし、あくまで個人用ですから、海外で使っていたが日本に帰国してそのCLが手に入らない場合にかぎられます。また、一度に輸入する数が制限されています。
従来型のレンズで 2ペアまで、使い捨てレンズは 2ヶ月分までと定められています。
従って、使い捨てレンズを 3ヶ月分以上購入すると、税関でレンズを没収され、請求書だけが手元に届くことになります。また、没収されて処分する費用はレンズ代より高いと聞いています。

レンズ代が安いというだけで、諸費用代を忘れて、高い買い物をしようとしていませんか? 郵送代や送金代を忘れていませんか?まとめ買いをしないと諸費用でかえって高くつくので、違法業者は6ヶ月分以上を最小注文数としています。それは違法であり、税関で没収されてしまいます。また、 悪質な業者は、販売してはいけないお試し用(NOT FOR RESALE)のサンプルレンズを送ってきます。トラブルが生じると日本語が通じないふりをしますが、返品などに応じない場合は、泣き寝入りをせずに訴えましょう。
コンタクトレンズの処方せんについて
処方せんがなくてもレンズのデータを送れば販売していますが、日本でも、コンタクトレンズは医療用具(高度管理医療機器)です。アメリカでは、購入する際はアメリカの医師ライセンスを持った医師の診察と処方せん (有効期限内) がない販売してはいけません。しかし、日本では処方せんに従った販売の法制化はされていません。
1年以内に度数が変わる人が多い
診察を受ける時間がないとおっしゃる方もいらっしゃいますが、目の健康を守るには眼科専門医の診察を受 けるべきです。コンタクトの度数が1年以内に変わる人は、年代によってちがいますがたくさんいらっしゃいます。1年以上も診察を受けないことは心配です。。
目に障害を起したら
診察を受けずに角膜に障害 を起こした場合、1週間〜1ヶ月ほどレンズ装用を中止して治療のため通院することになります。定期検査を受けるほうが結果的には時間の節約になります。
眼科専門医の診察を受けて、日本で購入なさることは健康な生活には必須です。
最近は、チェーン店も医師を解雇し、販売店だけに
コンタクトレンズの販売店のチェーン店は、医師を雇いレンズの処方をさせ、レンズの販売して利益を上げていましたが、医師への給料が高いため、診療所を閉鎖し医師を解雇し、販売のみ行う形態に変更しています。
眼科専門医以外の医師が診察するにしても、眼の異常を発見することもあるため、チェーン店のこのような傾向は困ったものです。

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