飛蚊症|大阪梅田のワタナベ眼科

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視界の前に「浮遊物」が見えている方へ

飛蚊症

白い壁やノートを見ると、蚊のようなものが飛んで見える症状を飛蚊症(ひぶんしょう)といいます。

眼の中の硝子体(しょうしたい)という透明な液体のところににごりができて、その影が網膜に映り、黒いものが見えます。

生理的な原因によるもの(後部硝子体膜剥離)
歳をとると硝子体はゼリー状から液状になり、体積が小さくなります。硝子体は膜(硝子体膜)で囲まれており、その硝子体膜が網膜とひっついていますが、体積が小さくなった時に網膜から剥がれます。その時に、硝子体膜に濁りができて、それが飛蚊症の原因になります。近視が強い人は20歳代から起こってきます。
手術をしないといけないもの(網膜剥離、網膜裂孔、硝子体出血、ぶどう膜炎)
もっとも恐いのが、網膜に孔(あな)があいて、そこから細胞などが飛び散って飛蚊症になっている場合です。網膜剥離の場合、放っておくと網膜がどんどん剥がれて物を見る大事な黄斑部まで剥がれてしまうと、手術しても視力がもどらないことがあります。

飛蚊症がでれば
すぐに診察を受けてください。

飛蚊症の検査をするときは、瞳孔(ひとみ)を広げる目薬を点眼して検査します。これを点眼すると、約5時間、光が眩しく、ピントがあいません。車の運転や自転車に乗ることもできませんので、電車で来院してください。かなり光が眩しいので、検査の後は見えにくいので仕事などに支障があります。